ストレスを和らげるハーブ

私たちの生活でストレスは普通にある必然的なことで、活動や創造の刺激になります。私たちの体はそれに対処するようにできており、 ホルモン系がすぐに作用し、“闘争か逃走が(下記参照)を決めるエネルギーを与えてくれます。ストレスは生きている証であり、それがなければ、私た ちの体は機能しなくなります。 (ハーブ療法事典)

ハーブの種類利用部位効果効能備考
オート麦種子、葉、全体脾臓、腎臓元気回復、神経強壮、滋養、坑血栓症、コレステロール値低下

オ-卜麦は何世紀もの間、北ヨーロッパでは主要な食物として利用されてきました。この植物は栄養に優れ、血、精、気を回復する強壮薬で、 肝臓や腎臓の衰弱にも役立ちます。効果的な神経強壮薬で、過労、加齢、貧血、慢性疾患に関連する疲労に特に効くでしょう。 また、気の循環を助け、緊張を緩和します。最近では、血中コレステロール値を下げることもわかっています。タt用薬としては、引き割 りオートが皮膚の治療薬としてよく使用されます。また、オートの藁は中世ではリウマチの治療薬でした。 使用上の注意:グルテン過敏症(セリアック病)の場合は慎重に使用してください。

ハーブの種類利用部位効果効能備考
ウコン根茎肝臓、脾臓刺激、変質、傷、抗菌、坑炎症、コレステロール降下、胆汁生成促進
ウコン
ウコン〈Turmeric〉ウコンは多くのアジア料理、特にインド料理(カレー)でよく 使われている香辛料である。香りと黄色の色が利用されている。 過去十数年の研究で、ウコンは胆汁の分泌。食欲増進、低血圧症、 痛みの緩和、子宮活性化、炎症及び浮腫の縮小を促進し、さらに抗炎症性、 抗酸化性、その他の作用があることが明らかにされて いる。

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ハーブの種類利用部位効果効能備考
バジル葉、エッセンス辛、甘坑鬱、殺菌、副腎脂質刺激、制吐、強壮、解熱、去痰
バジル
インド原産、草丈50~90㎝のおいしいハーブ。シソ科特有の四角い茎で、唇形の白い花を咲かせます。種類は多数あります。 ヨーロッパではホーリーバジルは“心や精神を開く”聖なる植物と言われている。消化器系疾患、腸の寄生虫駆除に使用。オイルは精神強壮、抗鬱、消化の治療に使われる。
ハーブの種類利用部位効果効能備考
エゾウコギ(シベリアニンジン)抗ストレス、抗ウイルス、性欲促進、免疫と循環を刺激、血圧を整える副腎刺激
エゾウコギ
エゾウコギ〈Siberian ginseng〉エゾウコギ(シベリアニンジン)は数種ある五加参の ひとつであり、中国では刺五加と呼ばれ、2000年以上もの間 、強壮剤として様々な症状に用いられてきた。エゾウコギは他の薬用 人参と同じく強壮成分を有していて、同じく「ニンジン」と呼ばれており、また 同じ範疇に属しているが、実際の有効成分はかなり 異なっている。

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ハーブの種類利用部位効果効能備考
レモンバーム地上部エッセンスオイル心臓、肺、心膜、肝臓鎮静、坑鬱、末梢血管拡張、神経家の弛緩と元気回復
レモンバーム
草丈50~90㎝、地中海地方が原産。シソ科特有の四角い茎とレモンの香りがする葉を持ち、夏に小さな白い花をつける。緊張や不安、イライラを和らげる。 クセのない味なので他のハーブとブレンド向きです。料理には、サラダやスープ、肉料理などいろいろに使えます。

ハーブの種類利用部位効果効能備考
オトギリソウ花、葉肺、腎臓坑鬱薬、精神の不調、鎮痛。抗炎症、元気回復神経強壮、鎮痙、坑ウイルス
オトギリソウ
オトギリソウ(Hypericum perforatum) 形状 日当たりのよい赤土の斜面などによく見かける草丈20~60㎝ほどの多年草で、葉が2枚ずつ茎を抱くように対生し ている。葉には全面に油点とよばれる細かくて黒い点々がたくさんある。

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ハーブの種類利用部位効果効能備考
カノコソウ根、根茎心臓、心膜、肺、脾臓精神安定、鎮痙、去痰、利尿、降圧、鎮静