リウマチや筋肉痛に良いハーブ

ハーブ治療では普通、細織にとどまっている毒性の化学成分を取り除くために浄化のハープが含まれます。西洋のハーブ治療におけるリウマチ治療で は、利尿剤、消化刺激薬、循環促進薬、緩ド剤が使用されます。抗炎症性および鎮痛性のハーブも含まれるかもしれません。 特定の筒所への血流を刺激することによって循環を促進するために、外用の温薬も広く利用されます。 中国では、ユーカリノキや樟脳のような刺激性のオイルに浸した膏薬も人気です。(ハーブ療法事典)
ハーブの種類薬味効果効能備考
ウド(独活)辛、苦坑リウマチ、鎮痛、坑炎症、鎮静、降圧、神経刺激、関節炎
ウド(独活)
独活は、主として外の病原体、風や湿による襲撃に対処するために用いられ、風邪、リウマチ、挿証(関節炎)をはじめとする外感病に役立ちます。 特に、腰や脚に影響を及ぼして急激な痛みや鈍い痛み、あるいはこわばりといった症状を引き起こす“風湿”の問題に使用されます。 また、“風湿"に関連する頭痛や歯痛にも用いられます。しばしば麻黄と配合し、疼きや痛みはあるものの明らかな発熱は見られない“風寒”の治療にも用いられます。
セイヨウシロヤナギ渋、苦坑リウマチ、坑炎症、解熱、制汗、鎮痛、殺菌、消化強壮
カーリードック苦、渋緩下剤、胆汁刺激、浄化、慢性皮膚疾患、関節炎、血の強壮
キダチトウガラシ花実血行促進、坑炎症、解熱、鎮痛、コレステロール降下、免疫活性
ユーカリノキエッセンスオイル辛、苦殺菌、坑ウイルス、坑真菌、刺激、発熱を抑える、血糖値を下げる。
もともとはオーストラリア原住民の治療薬であるユーカリノキは、19世紀にヨーロッパに伝わり、以来、感染症の殺菌薬として使用されてきました。 風熱に関連する外感病に役立ち、急性リウマチや頭痛はもちろん、はしかや水痘にも理想的です。オイルは一般に蒸気吸入薬か、ハンカチにストレート のオイルを数滴落として直接吸入薬として使用します。また、アーモンドオイルで希釈し、胸部擦り込み薬として、あるいは筋肉や関節のマッサー ジ薬としても利用します。大人なら、同じ目的でオイルを2滴から5滴、スプーン1杯の蜂蜜と一緒に内服してもいいでしょう。(ハーブ療法事典)
ローズマリー葉、エッセンス辛、苦収斂、消化、神経鎮静、駆風、殺菌、利尿、抗鬱、循環促進、神経系元気回復
ローズマリー
地中海沿岸原産で、立性と這性があり、立性は草丈1.5mにもなり、深緑の細長い葉が密生しています。花は青。淡紫。ピンク、白などがある。 ローズマリーは刺激効果のある強壮のハーブで、温める性質が強く、一次的な疲労に役立ちます。気持ちのいいお茶にもなります。また、このハーブは 循環器系の不調にともなう寒気などを緩和します。オイルは関節炎やリウマチ、筋肉痛の貴重な治療薬です。ローズマリーは白髪を黒くするといいますが 赤褐色の髪に良いリンスになります。(ハーブ療法事典)
シモツケソウ(メドウスイート)地上部、葉抗炎症、坑リウマチ、消化、利尿、発汗、制酸、つわり緩和
エリザベス1世はメドウスイートの香りを好んだと言われています。サルチル酸というアスピリンに似た物質を含みインフルエンザや発熱、関節炎、 リウマチの痛み等の治療に用いられます。妊娠中のつわりの症状を楽し蓄積した毒素の解毒作用もする。
ブラックホッシュ(シミンフガー)根茎苦、辛鎮痙、坑関節炎、坑炎症、坑リウマチ、緊張緩和、血管弛緩、月経促進
ブラックコホッシュ(C.racemosa)は北アメリカの伝統的なハープの1つで、リウマチ、黄熟、ヘビの咬み傷、婦人科系疾患に広く使用されています。 最近の研究では、更年期障害の症状を軽減し、強力なエストロゲン作用があることがわかっています。月経前症候群に関連する胸の不快感にも役立ちます。 また、ブラックコホッシュは、痙単、坐骨神経痛、腰痛、顔面神経痛、激しい運動の後の痛みの治療に勧められます。中国では、升麻(C.foetida) が、風邪(風熱による)、はしか、口内炎、歯肉の疾患、子宮の脱に使用されます。 使用上の注意:多量に服用すると、吐き気や嘔吐を引き起こすかもしれません。妊娠中は避けてください。
ヒバマタ(ブラダーラック)全体脾臓、胃、腎臓滋養、甲状腺強壮、坑リウマチ、坑炎症
ヒバマタ(ブラダーラック)
 フーカス、またはヒバマタとも呼ばれるブラダーラックは、北欧の水温の低い海域に自生する緑褐色の海藻、古くから食用として、 またはお茶などに利用されてきました。  ブラダーラックは、良質なヨウ素を多く含んでおり、ヨーロッパでは爪や髪、肌細胞の代謝サ イクルを活発にすることが広く知られ、すでに多くの製品に使用されています。日本では近年になって、ダイエットに有効な成分とし て注目を浴びるようになりました。  ブラダーラックには食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えるのに役立ちます。 腸内環境が悪いとディフェンス力が低下してしまい体調を崩しや すくなります。腸内環境を整えることは毎日の健康のために大切なのです。  ヨウ素、亜鉛、マグネシウムなどのミネラル・ビタミンや多糖類のフコイダンが豊富に含まれています。
オトギリソウ花、葉肺、腎臓坑鬱薬、精神の不調、鎮痛。抗炎症、元気回復神経強壮、鎮痙、坑ウイルス
オトギリソウ
オトギリソウ(Hypericum perforatum) 形状 日当たりのよい赤土の斜面などによく見かける草丈20~60㎝ほどの多年草で、葉が2枚ずつ茎を抱くように対生し ている。葉には全面に油点とよばれる細かくて黒い点々がたくさんある。

詳細

カラシナ種子熱、辛鎮痛、神経痛、リウマチ、気管支炎、肺炎
からし菜
カラシナ、生薬名:芥子、カラシナは5月下旬~6月上旬に種子を採取し、日干しにして乾燥します。神経痛、リウマチ、気管支炎、肺炎には市販のカラシ末をぬるま湯 でパスタ状に練って傷む場所に塗布します。5~10分後貼った場所に痛みを感じるようになったらはずします。種子の主成分はシニグリンでミロシンという酵素で酵素が 辛味成分で香辛料として利用されます。

ワサビ根、葉温、辛食欲不振、神経痛、リウマチ、防腐、殺菌
ワサビ
日本特産で山地の渓流沿いに自生する。リウマチ、神経痛のは、生の根茎をすりおろして、布に薄く延ばして患部に貼ります。10分位で取り外します。

ユズ果実肌荒れ、リウマチ、神経痛、肩こり、腰痛、冷え性、疲れ、高血圧
ユズ
果肉はレモンの3倍のビタミンCを含む。肌荒れには果肉を搾り、果汁を肌につける。初期の風邪には、ゆず1個分の果汁を砂糖を加えてお湯を注いで飲む。 肩こり、四十肩、腰痛、リウマチ、神経痛には、果実を薄く切って浴槽に入れます。疲れや高血圧には、ユズをホワイトリカーで漬けてゆず酒にしてのむ。

ハーブの種類利用部位薬味効果効能
ゴボウ葉、根、種辛、苦緩下剤、利尿、洗浄、発汗、坑リュウマチ、抗生物質、血糖値低下
ゴボウ
2年生草本、茎はよく分枝して3mに達す。葉は有柄で。葉身は卵型から心臓形、多肉の根がまっすぐ地下に伸び栽培品種によっては40~150㎝にもなり、 著しく肥大するものもある。根は、慢性的な皮膚病及びリウマチ性疾患、また消化不良のため毒素が蓄積されている時に、洗浄ハーブとして古くから使用されてきた。 中国では種を風邪やはしか、扁桃腺炎、腫瘍の治療に用いられています。、