不眠症によいハーブ
不眠が問題になるのは、患者が疲労を感じ、日中集中できず、それ自体が悩みになり、一晩中ベッドで寝返りを打っているように 感じるようになったときです。一般に、結局は体が反応し、数日間ひどい夜を過ごした後は元気回復に役立つ安らかな睡眠が訪れるものです。 西洋医学は、眠れない原因は、消化を妨げる深夜の過食、関節や筋肉の痛み、刺激性の咳といった問題にあると見ています。不眠症は緊張や不安、 就寝前のリラックス不足とも関連づけられます。 中国の理論では、気は24時同体中を動き回ります。従って、特定の時間に起きているのは、特定の器官のアンバランスと関連づけて考え られ、これが治療の手がかりとなります。アーユルヴェーダの理論では、不眠症は神経系に影響を及ぼすヴァータに関連づけられ、地の要素が弱 くなるヴァータ過剰の症状に一般的な恐ろしい夢や不安、“根拠”の欠落をともなうようです。(ハーブ療法事典)