不眠症によいハーブ

 不眠が問題になるのは、患者が疲労を感じ、日中集中できず、それ自体が悩みになり、一晩中ベッドで寝返りを打っているように 感じるようになったときです。一般に、結局は体が反応し、数日間ひどい夜を過ごした後は元気回復に役立つ安らかな睡眠が訪れるものです。  西洋医学は、眠れない原因は、消化を妨げる深夜の過食、関節や筋肉の痛み、刺激性の咳といった問題にあると見ています。不眠症は緊張や不安、 就寝前のリラックス不足とも関連づけられます。  中国の理論では、気は24時同体中を動き回ります。従って、特定の時間に起きているのは、特定の器官のアンバランスと関連づけて考え られ、これが治療の手がかりとなります。アーユルヴェーダの理論では、不眠症は神経系に影響を及ぼすヴァータに関連づけられ、地の要素が弱 くなるヴァータ過剰の症状に一般的な恐ろしい夢や不安、“根拠”の欠落をともなうようです。(ハーブ療法事典)

ハーブの種類利用部位薬味効果効能
トケイソウ地上部心淡鎮痛、鎮痙、冷やす、降圧、鎮静、心臓強壮、血管弛緩
 トケイソウ(パッションフラワー)は、原産地は北アメリカアメリカで、そこで腫れ物や。癲癇に使用されていた。トケイソウは今では、鎮静剤や鎮痛剤 に使用されています。不眠症や高血圧の低下に広く利用されています。おだやかな薬性のため子供にもりようでき活動過多や落ち着かない時に用いる ことが出来ます。(ハーブ療法事典)

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
オトギリソウ花、葉肺、腎臓坑鬱薬、精神の不調、鎮痛。抗炎症、元気回復神経強壮、鎮痙、坑ウイルス
オトギリソウ
オトギリソウ(Hypericum perforatum) 形状 日当たりのよい赤土の斜面などによく見かける草丈20~60㎝ほどの多年草で、葉が2枚ずつ茎を抱くように対生し ている。葉には全面に油点とよばれる細かくて黒い点々がたくさんある。

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
レモンバーム地上部エッセンスオイル心臓、肺、心膜、肝臓鎮静、坑鬱、末梢血管拡張、神経家の弛緩と元気回復
レモンバーム
草丈50~90㎝、地中海地方が原産。シソ科特有の四角い茎とレモンの香りがする葉を持ち、夏に小さな白い花をつける。緊張や不安、イライラを和らげる。 クセのない味なので他のハーブとブレンド向きです。料理には、サラダやスープ、肉料理などいろいろに使えます。

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
ラベンダー花、エッセンスオイル苦、辛殺菌、抗菌、坑鬱、駆風、弛緩、循環促進、神経系強壮、胆汁刺激、鎮痛
 ラベンダーは洗浄力のある芳香性のハーブとしてローマ時代より利用されてきた。消化器系不調に役立ち、意気を高め、抗鬱効果もあります。 緊張や精神的動揺の治療薬の付加薬になります。偏頭痛や頭痛には理想的で、花をお茶にして飲んでも、オイルを首やこめかみのマッサージに 使っても良いでしょう。ラベンダーオイルを風呂の湯に垂らせば、神経の緊張や不眠が緩和されリラックスできるでしょう。(ハーブ療法事典)
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
ジャーマンカモミール苦、甘抗炎症、鎮痙、健胃、鎮静、駆風、制吐、坑アレルゲン、不安、不眠、結膜炎
ジャーマンカモミール
2年生草本、夏開花、ヨーロッパ原産で薬用として世界各地で栽培されている。 ジャーマンカモミールは心身をリラックスさせる。ストレスによる胃炎、胃潰瘍、不眠によい。冷えや月経痛などにも良い。

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
スミレ全草寒、甘便秘、打撲傷、不眠症
すみれ
 スミレは春から夏にかけてm葉及び茎を採取して陰干しにします。根は水洗いして泥をよく落として、風通しの良い場所で乾燥させます。 乾燥した全草を、駆?血、炎症薬に用います。乾燥した全草を10~15gを約0.5リットルの水で煎じて1日に3回に分けて服用し、滋養強壮、 動脈硬化、精神安定、便秘、解毒、腫れ物に用います。
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
霊芝気の強壮、記憶の改善、脳の活性、不眠症、悪夢、神経衰弱症、心臓疾患
霊芝

中国では「不老不死の霊薬」と して歴代の皇帝や賢人達に珍重されてきた。また、薬用ニンジンに匹敵する長寿薬として古典などでも絶賛されている。 ごく最近まで霊芝はどちらかといえば珍しい植物で主に特権階級の人々が使うものとされていた。霊芝の成分はステロール、トリテルペン、多塘類、脂肪酸、アミノ酸、 ペプチド、アデノシン、ベタイン、アルカロイド、微 量ミネラル(特にゲルマニュームが豊富)等の多種の生物学上有効な成分を含有することが明ら かになっている。

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
ホップ球果苦、渋、辛鎮静、性欲抑制、神経系元気回復強壮、消化促進、利尿
リュウガン果実滋養、鎮静、坑真菌、