口の問題に良いハーブ

 西洋では、喉の問題は普通、咽頭や喉頭の炎症(咽頭炎や喉頭炎)を引き起こす風邪や感染症に関連づけられます。 一般に、喉が渇き、声が唆れ、ものを飲み込むのが困難になります。標準的な治療薬は根本的な感染症と闘う抗菌薬と、 不快感や炎症を和らげる鎮静作用および収斂性のあるハープです。(ハーブ療法事典:引用)
ハーブの種類利用部位薬味薬理作用
セイヨウキンミズヒキ(アグリモニー)葉、地上部苦、渋収斂、利尿、組織治療、止血、胆汁刺激、坑ウイルス
ラズベリー(覆盆子)葉、果実甘、酸収斂、分娩準備、刺激、消化作用、強壮、利尿、緩下剤、洗眼薬
ググル(ググラ)オレインゴム樹脂苦、辛若返り強壮、刺激、変質、神経鎮静、鎮痛、去痰、殺菌
セージ枝、茎苦、辛駆風、鎮痙、粘膜治療、殺菌、末梢血管拡張、発汗抑制、全身性抗生物質、血糖低下、抗酸化
セージ
セージは口や喉の傷病の治療に理想的です。中世でぱ歯磨き粉"の成分によく使用されていました。今でも同様のハーブ製品に含まれています。 セージは軽症の感染症や歯肉炎用の優れたうがい薬やマウスウォッシュになるでしょう。この植物にはエストロゲンが豊富に含まれ、 酸化防止作用があるため、更年期障害の治療にも有効で、長寿にも役立つとして正当な評価を得ています。軽い切引簒や虫刺されにはセージ 軟膏が用いられます。使用上の注意:妊娠中や、癩病がある場合は使用を避けてください。
エキナセア根、花抗生物質、免疫賦活、坑アレルギー、リンパ腺強壮、坑炎症、発汗、傷
エキナセア
根茎が北米のインディアンや開拓者の間で感染病の治療に用いられ、優れた抗生作用と抗ウイルス作用が実証されています。エイズの治療に用いられ います。病気に対する抵抗力を高める力があり、世界中で注目のハーブです。
ローズマリー葉、エッセンス辛、苦収斂、消化、神経鎮静、駆風、殺菌、利尿、抗鬱、循環促進、神経系元気回復
ローズマリー
地中海沿岸原産で、立性と這性があり、立性は草丈1.5mにもなり、深緑の細長い葉が密生しています。花は青。淡紫。ピンク、白などがある。 ローズマリーは刺激効果のある強壮のハーブで、温める性質が強く、一次的な疲労に役立ちます。気持ちのいいお茶にもなります。また、このハーブは 循環器系の不調にともなう寒気などを緩和します。オイルは関節炎やリウマチ、筋肉痛の貴重な治療薬です。ローズマリーは白髪を黒くするといいますが 赤褐色の髪に良いリンスになります。(ハーブ療法事典)
ミルラ(麻黄)ゴム樹皮苦、渋止血、抗真菌、殺菌、収斂、免疫賦活、健胃、去痰、循環促進、坑カタル
ミルラ(麻黄)
常緑低木、高さ30㎝~70㎝、木質茎より、緑色の草質茎を叢生、節が多い。雌雄異株、花期は夏。中国、モンゴル自生。 ミルラの樹脂は淡い黄色の液体で枝を切って採取します。収斂性が高く傷や歯茎からの出血を止めたり、喉の痛みや口内炎に役立ちます。 傷の回復を促進する鎮痛剤としても利用されます。
マリーゴールド(キンセンカ)花、エッセンスオイル微苦、辛目の炎症、もももらい、殺菌、坑真菌、坑炎症
マリーゴールドは、乾燥肌や湿疹用に使用される市販薬カレンデュラ(キンセンカ・クリーム)でおなじみですが、月経調整にも非常に効果的で 多くの婦人科系の病気に役立ち、さらに苦味の消化薬でもあります。坑真菌薬としては膣のガンジダ症・水虫にも有効です。