目に良いハーブ

 正続な西洋医学では、目の問題は普通、多くの軽い病気の原因となる感染症とみなされます。結膜炎(流行り日とも言われる、白目部分に影響の出る炎症)、 眼瞼炎(瞼の炎症)、麦粒腫(隨毛の根元に見られる腺の激しい炎症、ものもらい)はたいてい、細菌性の感染が原因であるとされます。しかし、全体論的な アプローチとしては、それらをストレスや過労、あるいは度重なる感染による抵抗力の低下や免疫性の欠乏と関連づけて考えます。 西洋のハーブ療法士は、直接的な問題の治療に抗菌性の治療薬を使用し、続いて、弱った組織を立て直すために強壮力のあるハープを使用ます。(ハーブ療法事典:引用)
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
アロエ液汁、葉渋、甘、葉目の傷、強壮、保護、坑真菌
アロエ
若いアロエの葉は下剤となりますが、廬薈汁として葉の液汁あるいはジェルは火傷や皮膚の問題を緩和したり、目の問題を和らげる外傷用の傷薬 として使用されます。中国では、肝臓や大腸から熱を取り除いたり、消化の治療薬として用いられている。
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
マリーゴールド(キンセンカ)花、エッセンスオイル微苦、辛目の炎症、もももらい、殺菌、坑真菌、坑炎症
マリーゴールドは、乾燥肌や湿疹用に使用される市販薬カレンデュラ(キンセンカ・クリーム)でおなじみですが、月経調整にも非常に効果的で、 多くの婦人科系の病気に役立ち、さらに苦味の消化薬でもあります。抗真菌薬としては、腹のカンジダ症、水虫にも有効です。 また、解毒作用もあり、慢性感染症に用いられます。マリーゴールドは、広範囲に及ぶ皮膚病や炎症に外用薬として用いられ、目の炎症や 麦粒腫(ものもらい)の洗浄剤にも効果的です。発熱や中毒症状の治療および肝臓エネルギーを動かすのに、内服薬としても重宝します。 使用上の注意:特になし。
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
シャクヤク酸、苦多種の肝臓病、抗菌、坑炎症、鎮痙、血圧降下、鎮痛
シャクヤク
 白芍薬は、中国では伝統的に肝臓の機能やエネルギーのバランスを取り、血に滋養を与え、‘陰を強化”し、肝気を穏やかにし、痛みを緩和するのに使用されます。 婦人科系治療薬の中では血の滋養強壮薬で通っています。白萄薬は寒の性質を和らげるためにあぶったり、鎮痛効果を高めるために炒ったりすることもあります。 “肝臓の陽の上昇”(特徴的な症状は頭痛やめまい)や、消化不良を引き起こず牌臓と肝臓の不調和”をはじめとする多数の肝臓の病症に使用され、その場合、 しばしば甘草と配合されます。当帰と組み合わせて、肝臓や血の虚を伴う月経問題にも使用されます。
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
フェンネル(ウイキョウ)種、実、葉。茎平・甘苦便秘解消、解毒、利尿作用、生理不順、関節痛の緩和
フェンネル
フェンネルは地中海沿岸原産。他人に背丈ほどの高さに育つ。夏から黄色い小花を咲かす。消化不良。胸やけ、に効果大。 様々な料理にスパイスとして利用されています。利尿作用で体内の余分な水分を排出すると同時に便秘を解消、またお腹に溜まったガスをですのでダイエットに よいと使われる。
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
ジャーマンカモミール苦、甘抗炎症、鎮痙、健胃、鎮静、駆風、制吐、坑アレルゲン、不安、不眠、結膜炎
ジャーマンカモミール
2年生草本、夏開花、ヨーロッパ原産で薬用として世界各地で栽培されている。 ジャーマンカモミールは心身をリラックスさせる。ストレスによる胃炎、胃潰瘍、不眠によい。冷えや月経痛などにも良い。

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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
トウキ(当帰)肝臓強壮、高血圧、咳、補血、鎮静、鎮痛、冷え症、肩こり、腰痛
当帰
せり科、生薬名:当帰、トウキは本州中部以北の山地に自生する多年草で根が薬用に利用される。あらゆる婦人病の薬に配合される。当帰を 10g、水300㏄で半量に煎じて3回に分服すると、婦人の血の道の良薬となり、冷え症、血色不良、産前産後、月経不順、子宮不全などによいといわれる。
ハーブの種類利用部位薬味薬理作用
セイヨウニワトコ(エルダー)苦、微甘去痰、坑カタル、循環促進、発汗、利尿、坑炎症、鼻炎
セイヨウニワトコ(エルダー

ニワトコ(接骨木)落葉低木、高さ3~5m、葉は3~5対の羽状複葉、6~7月にクリーム色の花をはかす。花は、風邪、花粉症、咽頭炎、関節炎の治療に使われる。花は花粉症を引き起こすという意見もあるが上部呼吸器系の粘膜 を強化し、刺激性のアレルゲンへの抵抗力を増すと考えられる。含有成分:トリテルペン。フラボノイド。

ハーブの種類利用部位薬味効果効能
キク辛、甘、苦抗菌、坑真菌。抗ウイルス、抗炎症、血圧降下、末梢血管拡張
きく

菊〈Chrysanthemum〉菊は西洋では、限られた科学的研究を除くと科学分野全般において 菊の研究はなされていない。しかし中国では炎症(例:結捲炎など) や皮膚に関する病、もまた、 高血圧症つの各種症状に対する菊の優れた効果は何世紀もの間にわたって広く伝えられている。中国の伝統的な用法に明け る菊の解毒 剤(現代的に言えば抗菌、抗ウイルス、抗炎)としての作用は、今日では科学的にも証 明されている。



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ハーブの種類利用部位薬味効果効能
エンブリックミロバラン(アラマキ)果実苦<、酸/td>滋養強壮、若返り、性欲促進、目の強壮
コゴメグサ(アイブライト)地上部渋、辛目の治療、坑炎症、坑ヒスタミン薬、坑カタル