ハーブの種類 | 利用部位 | 薬味 | 薬理作用 |
エキナセア | 根、花 | 辛 | 抗生物質、免疫賦活、坑アレルギー、リンパ腺強壮、坑炎症、発汗、傷 |
根茎が北米のインディアンや開拓者の間で感染病の治療に用いられ、優れた抗生作用と抗ウイルス作用が実証されています。エイズの治療に用いられ
います。病気に対する抵抗力を高める力があり、世界中で注目のハーブです。
スイカズラ(金銀花) | 花弁、茎 | 甘 | 抗菌、降圧、坑炎症、穏やかな利尿、鎮痙、風邪、下熱、リウマチ |
中国では風熱に起因する風邪や発熱に使用します。赤痢のような症状の原因とされる毒素を取り除きます。
ペパーミント | 地上部、エッセンスオイル | 肺、肝臓 | 消化不良、鼓腸、疝痛、鎮痙、はきけ |
メントールが多く含まれ駆風薬として優れ、消化系の筋を弛緩させ胆汁の流れを刺激します。オイルは刺激性があるので気つけ薬に使われ、リウマチや神経痛
にも効果があります。
黄耆(オウギ) | 根 | 脾臓、肺 | 鎮痙、利尿、胆汁排出促進、抗菌、血糖低下、神経刺激、免疫賦活 |
オオギ根〈Astragalus〉中国の「神農本草経」に薬用植物として初めて記載された有名な薬草の一つです。若芽は茹でて 食用にできます。
中国では少なくても2,000年前からオオギ根を利用していたという記録が残っている。オオギ根は最もポピュラーな 「気」の強壮剤の一つ
で無数の調合法があり、またスープミックスの材料として用いられている。未精製のものと精製されたものとで は、形状が全く異なってい
るが用途としては重なる部分が多い。
ハーブの種類 | 利用部位 | 薬味 | 薬理作用 |
セイヨウニワトコ(エルダー) | 花 | 苦、微甘 | 去痰、坑カタル、循環促進、発汗、利尿、坑炎症、鼻炎 |
ニワトコ(接骨木)落葉低木、高さ3~5m、葉は3~5対の羽状複葉、6~7月にクリーム色の花をはかす。花は、風邪、花粉症、咽頭炎、関節炎の治療に使われる。花は花粉症を引き起こすという意見もあるが上部呼吸器系の粘膜
を強化し、刺激性のアレルゲンへの抵抗力を増すと考えられる。含有成分:トリテルペン。フラボノイド。
ミルラ(麻黄) | ゴム樹皮 | 苦、渋 | 止血、抗真菌、殺菌、収斂、免疫賦活、健胃、去痰、循環促進、坑カタル |
常緑低木、高さ30㎝~70㎝、木質茎より、緑色の草質茎を叢生、節が多い。雌雄異株、花期は夏。中国、モンゴル自生。
ミルラの樹脂は淡い黄色の液体で枝を切って採取します。収斂性が高く傷や歯茎からの出血を止めたり、喉の痛みや口内炎に役立ちます。
傷の回復を促進する鎮痛剤としても利用されます。
ペパーミント | 地上部、エッセンスオイル | 肺、肝臓 | 消化不良、鼓腸、疝痛、鎮痙、はきけ |
メントールが多く含まれ駆風薬として優れ、消化系の筋を弛緩させ胆汁の流れを刺激します。オイルは刺激性があるので気つけ薬に使われ、リウマチや神経痛
にも効果があります。
オオグルマ | 根、花 | 鹹 | 去痰、発汗、抗菌、抗真菌、鎮痙、花:神経刺激、抗菌、消化促進 |
セージ | 枝、茎 | 苦、辛 | 駆風、鎮痙、粘膜治療、殺菌、末梢血管拡張、発汗抑制、全身性抗生物質、血糖低下、抗酸化 |
セージは口や喉の傷病の治療に理想的です。中世でぱ歯磨き粉"の成分によく使用されていました。今でも同様のハーブ製品に含まれています。
セージは軽症の感染症や歯肉炎用の優れたうがい薬やマウスウォッシュになるでしょう。この植物にはエストロゲンが豊富に含まれ、
酸化防止作用があるため、更年期障害の治療にも有効で、長寿にも役立つとして正当な評価を得ています。
軽い切引簒や虫刺されにはセージ軟膏が用いられます。使用上の注意:妊娠中や、癩病がある場合は使用を避けてください。