老年(若返り)にオススメのハーブ

 中国の理論では、老化は必然的なものと考えられ、先天の精(生命のエッセンス)の自然な衰退に結びつけられます。 これは、後天の精を高める健康的なライフタイルを送ることによって引き延ばすことができます。これを助けるのは腎臓の強壮薬で、精を強め、白髪、 性的不能、腰痛、難聴、更年期障害など、関連する徴候と闘います。(ハーブ療法事典:引用)
ハーブの種類利用部位薬味効果効能
党参(トウジン)血液増強、降圧、免疫賦活、神経刺激、血糖上昇
党参はチョウセンニンジン(人参)のやや安価な代替品としてよく使用されます。性質については、このハープのほうが穏やかで陰が強く、昔から 授乳中の母親に利用されています。穏やかながら、牌臓、胃、中焦、肺によく効く気の強壮薬で、疲労、食欲不振、四肢の痛み、動悸、慢性の咳、 息切れなどを特徴とする虚の病症に理想的でしょう。また、体液(津液)の流れを助けるため、喉の渇きや慢性的出血の良い治療薬でもあります。 使用上の注意:“外邪"の襲撃がある場合は使用を避けてください。
リュウガン果実滋養、鎮静、坑真菌、
リュウガン
リュウガンの実はどちらかと言えばレーズンのように、料理でおいしく利用できます。中国医学では少なくとも2000年前から使用され、血に滋養を与え、 精神を静め、心臓や牌臓を強壮にすると信じられています。西洋医学では普通、老化の結果と簡単に片づけられてしまう不眠、物忘れ、めまい、 動悸といった症状にそれ自体で対処します。また、リュウガンは出産後のよい強壮薬となります。 使用上の注意:火の症状、および湿による痰の停滞があるときは使用を避けてください。
イチョウ(ギンナン)種子、葉甘苦、平咳止め、去痰、狭心症、冠不全
ギンナン
秋に落ちた実から種子を取り出したものを「白果銀杏」といい皮を取り除いたものを「白果仁」という。葉は、6~7月に採られ健康食品等に利用されています。 葉にはギンクチンが含まれコレステロール値低下や高血圧冠状動脈拡張作用があります。
トウネズミモチ小果実甘、苦抗菌、強心、利尿、免疫賦活、若白髪、視力改善、更年期障害
トウネズミモチ
女貞子は、西洋では庭園用観賞植物として栽培されるトウネズミモチの実です。このハープは少なくとも2000年前から中国で使用されており 肝臓の虚に滋養を与え腎臓の陰を養う、最も重要な治療薬の1つです。そのため、老化の徴候と闘うのに役立ち、若白髪を黒くし、視力を改善 すると昔から評判です。中国では、更年期障害の治療薬としても人気があり、腎臓の衰弱に関連する腰痛にも使用されます。 また、肝臓の強壮薬として、膝を強くするのに役立ちます。 使用上の注意:“陽虚”をともなう下痢のときは使用を避けてください。
カッコウチョロギ(ベトニー)地上部苦、渋鎮静、苦味消化薬、神経鎮静、循環強壮
カッコウチョロギ(ベトニー)
カッコウチョロギはかつてアングロサクソン人から高く評価されていましたが、今ではその流行もすたれました。このハープは頭痛や神経動揺の慢れた冶療薬で、 肝臓や呼吸器系疾患に有効で、心地よい薬湯として毎日飲用してもいいでしょう。また、子宮刺激薬でもあり、月経痛に役立ちます。 昔は、出産時の難しい、あるいは長い陣痛の際に使用されました。カッコウチョロギは気の循環をスムースにし、肝臓に作用して激しい感情や神経の 興奮を静めるのに役立ちます。大脳の循環を助けるため、高齢者には特に有益でしょう。 使用上の注意:陣痛時を除き、妊娠中は使用を避けてください。
ローズマリー葉、エッセンス辛、苦収斂、消化、神経鎮静、駆風、殺菌、利尿、抗鬱、循環促進、神経系元気回復
ローズマリー
地中海沿岸原産で、立性と這性があり、立性は草丈1.5mにもなり、深緑の細長い葉が密生しています。花は青。淡紫。ピンク、白などがある。 ローズマリーは刺激効果のある強壮のハーブで、温める性質が強く、一次的な疲労に役立ちます。気持ちのいいお茶にもなります。また、このハーブは 循環器系の不調にともなう寒気などを緩和します。オイルは関節炎やリウマチ、筋肉痛の貴重な治療薬です。ローズマリーは白髪を黒くするといいますが 赤褐色の髪に良いリンスになります。(ハーブ療法事典)
セージ枝、茎苦、辛駆風、鎮痙、粘膜治療、殺菌、末梢血管拡張、発汗抑制、全身性抗生物質、血糖低下、抗酸化
セージ
セージは口や喉の傷病の治療に理想的です。中世でぱ歯磨き粉"の成分によく使用されていました。今でも同様のハーブ製品に含まれています。 セージは軽症の感染症や歯肉炎用の優れたうがい薬やマウスウォッシュになるでしょう。この植物にはエストロゲンが豊富に含まれ、 酸化防止作用があるため、更年期障害の治療にも有効で、長寿にも役立つとして正当な評価を得ています。軽い切引簒や虫刺されにはセージ軟膏 が用いられます。使用上の注意:妊娠中や、癩病がある場合は使用を避けてください。
ツルドクダミ(何首鳥)甘、苦、渋抗菌、強心、ホルモン作用、血糖上昇、緩下、肝臓強壮、コレステロール値低下
ツルドクダミ(何首鳥)

カシュウ(何首烏)何公の頭(首)の白髪が鳥のように黒くなったという中国の伝説のように,若返り滋養強壮薬草として隠れた人気がある。 江戸時代の将軍や大名にひそかに愛用されたという。 効用: 生の根を刻んで焼酎に1ヵ月漬け,一日に盃2杯まで食前に飲む。 干した根の粉末なら,一日分5~10ごをコップ3杯の水で半量に煎じ,3回に分けて食前に飲む。 採り方 秋~冬に地下の塊根を掘り用いる。


ツボクサ(インデアンペニーウオート)地上部心腎臓、脾臓若返り強壮、熱冷まし、免疫賦活、消化促進
アシュワガンダ(インド人参)心肺、腎臓強壮、神経鎮静、坑炎症、坑腫瘍、性欲促進
クサスギカズラ(シャタヴァリ)肺、腎臓強壮、保護剤、胸膜炎、日射病、消化器、去痰、坑腫瘍
シナモン小枝心臓、肺、膀胱抗菌、抗真菌、坑ウイルス、鎮痛、強心、利尿
ググル(ググラ)オレインゴム樹脂苦、辛若返り強壮、刺激、変質、神経鎮静、鎮痛、去痰、殺菌