カッコウチョロギ(ベトニー) | 地上部 | 苦、渋 | 鎮静、苦味消化薬、神経鎮静、循環強壮 |
カッコウチョロギはかつてアングロサクソン人から高く評価されていましたが、今ではその流行もすたれました。このハープは頭痛や神経動揺の慢れた冶療薬で、
肝臓や呼吸器系疾患に有効で、心地よい薬湯として毎日飲用してもいいでしょう。また、子宮刺激薬でもあり、月経痛に役立ちます。
昔は、出産時の難しい、あるいは長い陣痛の際に使用されました。カッコウチョロギは気の循環をスムースにし、肝臓に作用して激しい感情や神経の
興奮を静めるのに役立ちます。大脳の循環を助けるため、高齢者には特に有益でしょう。
使用上の注意:陣痛時を除き、妊娠中は使用を避けてください。
ローズマリー | 葉、エッセンス | 辛、苦 | 収斂、消化、神経鎮静、駆風、殺菌、利尿、抗鬱、循環促進、神経系元気回復 |
地中海沿岸原産で、立性と這性があり、立性は草丈1.5mにもなり、深緑の細長い葉が密生しています。花は青。淡紫。ピンク、白などがある。
ローズマリーは刺激効果のある強壮のハーブで、温める性質が強く、一次的な疲労に役立ちます。気持ちのいいお茶にもなります。また、このハーブは
循環器系の不調にともなう寒気などを緩和します。オイルは関節炎やリウマチ、筋肉痛の貴重な治療薬です。ローズマリーは白髪を黒くするといいますが
赤褐色の髪に良いリンスになります。(ハーブ療法事典)
セージ | 枝、茎 | 苦、辛 | 駆風、鎮痙、粘膜治療、殺菌、末梢血管拡張、発汗抑制、全身性抗生物質、血糖低下、抗酸化 |
セージは口や喉の傷病の治療に理想的です。中世でぱ歯磨き粉"の成分によく使用されていました。今でも同様のハーブ製品に含まれています。
セージは軽症の感染症や歯肉炎用の優れたうがい薬やマウスウォッシュになるでしょう。この植物にはエストロゲンが豊富に含まれ、
酸化防止作用があるため、更年期障害の治療にも有効で、長寿にも役立つとして正当な評価を得ています。軽い切引簒や虫刺されにはセージ軟膏
が用いられます。使用上の注意:妊娠中や、癩病がある場合は使用を避けてください。
ツルドクダミ(何首鳥) | 根 | 甘、苦、渋 | 抗菌、強心、ホルモン作用、血糖上昇、緩下、肝臓強壮、コレステロール値低下 |
カシュウ(何首烏)何公の頭(首)の白髪が鳥のように黒くなったという中国の伝説のように,若返り滋養強壮薬草として隠れた人気がある。
江戸時代の将軍や大名にひそかに愛用されたという。
効用: 生の根を刻んで焼酎に1ヵ月漬け,一日に盃2杯まで食前に飲む。
干した根の粉末なら,一日分5~10ごをコップ3杯の水で半量に煎じ,3回に分けて食前に飲む。
採り方 秋~冬に地下の塊根を掘り用いる。
ツボクサ(インデアンペニーウオート) | 地上部 | 心腎臓、脾臓 | 若返り強壮、熱冷まし、免疫賦活、消化促進 |
アシュワガンダ(インド人参) | 根 | 心肺、腎臓 | 強壮、神経鎮静、坑炎症、坑腫瘍、性欲促進 |
クサスギカズラ(シャタヴァリ) | 根 | 肺、腎臓 | 強壮、保護剤、胸膜炎、日射病、消化器、去痰、坑腫瘍 |
シナモン | 小枝 | 心臓、肺、膀胱 | 抗菌、抗真菌、坑ウイルス、鎮痛、強心、利尿 |
ググル(ググラ) | オレインゴム樹脂 | 苦、辛 | 若返り強壮、刺激、変質、神経鎮静、鎮痛、去痰、殺菌 |